今回のアレンジは全編ピックで弾くというコンセプトで作りました。
フィンガーピッキングで弾くことが多いソロウクレレですが、今回の演奏のシャープなリズムとメロディー表現はピック弾きならではですね。
もともとのビートルズのアレンジはピアノの弾き語りから始まってギターのストロークやドラムが入ってロックなリズムになっていきます。
そういったリズムの表現もピック弾きによって際立たせることができました。
バラードながらも力強くそうした表現することでこの曲のメッセージがインストでも伝えられるのではないかと思います。
Hey Judeはジョンの息子のジュリアンを元気づけるためにポールが作った曲です。
「澄ました顔して冷ややかに生きてるヤツらのいうことなんて気にするなよ」
「誰かを待ってないで自分自身で踏み出さきゃ」
聞く人を勇気づけるために書かれたこの曲のメッセージはいつも心に響きます。
Let It Be, The Long And Winding Roadなど、ポールの曲には誰かに向けて書かれた曲が多いのです。
そうした思いが溢れる曲だからこそいつまでも色褪せないのだと思います。
そんなこの曲の魅力を演奏を聴きながら、あるいは自分で演奏しながら味わって頂ければと思います！
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